新世代フォーマット MQA をつかった高音質ハイレゾストリーミングが普及しつつあります。

『DigiFi』(デジファイ)No.25 が、あたらしい高音質エンコード技術である MQA をつかったハイレゾファイル・ストリーミングについて報じています(注)。

わたしは、2016年10月の「音のサロン&カンファレンス」ではじめて MQA をきき、解像度がたかいだけでなく、音のなめらかさやアーティストのこまやかな表現がききとれておどろきました。MQA は、アーティストがきいても納得できる高音質になっています。

これは、時間軸精度の応答性をたかめる処理もおこなっており、またハイレゾ高音質を維持したまま、ストリーミングが可能なサイズにファイルが圧縮されているのが大きな特徴です。

したがって MQA が普及すれば、定額制ストリーミングサービスをつかって、ハイレゾ音源を誰でも手軽にたのしめるようになります。




今年の1月についに 、CD クオリティ(44.1kHz/16ビット)の定額制ストリーミングサービスをしていた TIDAL(タイダル)が、MQA によるハイレゾストリーミング「TIDAL MASTER」を開始しました。50ヵ国以上でサービスがすでにはじまっています。ただし残念ながら日本ではまだであり、日本へのサービスインがいつになるのかは現在のところ不明です。

メジャー系ではワーナーが MQA ストリーミングにいちはやく対応し、ソニーミュージックやユニバーサルも契約したとの話があります。今後、MQA が普及することは確実であり、これは、音楽・オーディオ産業をゆるがす激震となるでしょう。ダウンロード・ビジネスはふきとんでしまうかもしれません。

MQA 対応の USB-DAC が、メリディアンやマイテック・デジタル、テクニクスなどからすでに発売されており、今後ふえてくるとかんがえられます。

MQA に今後とも注目していきます。